サラールの風景
サラール人の大多数が居住している "青海省循化サラール族自治県" の風景を紹介する
青海省の中心地 西寧 からバスで3時間弱で行くことが出来る
ブルーが西寧,ピンクが循化↓
循化の中心地
(出典:上海同济城市规划设计研究院有限公司)
循化サラール族自治県自体は非常に広いが,その大部分は山地であり,
人は多く暮らしていない.
ほとんどの人は中心地に住んでいる(上図)
中心地は店や車も多く,日本の郊外と似ている.生活も便利だ.
街の様子
街と人々
街の半分ほどの男性は,イスラム教徒の帽子を被っている.
帽子を被ったり被らなかったりするのは,気分によるそうだ.
イスラム関連の服飾を売るお店
帽子はこのように街で売られている
大多数は白か,白+紫をかぶる.
金+黒や,赤が入ったものも格好いい.
街の北部を流れる黄河
黄河沿いの散歩道
モスク
サラールの人々はイスラム教を信仰するため,循化の中心地だけで2箇所,全部で6箇所のモスクがある.そのうち中心地の2箇所を紹介する.
文化や風習に関する詳細はこちらを参照
草滩坝清真大寺 全体像
街の少し外れに位置している(北西)
上のモスクと異なり,中国風の建築である.色づかいも装飾も立派だ.
全体像はまるで宮殿のように厳かである.
よく見ると電光掲示板が壁に取り付けてあるのは,中国らしさを感じる.
礼拝時の様子
毎週金曜日,人々はここに集まって礼拝をする.
金曜の礼拝はcuma(主麻)と言われる.
街中のほとんどの男性は礼拝をするため,モスクの中を埋め尽くし,階段の下まで人々の列が伸びている.一斉に礼拝が行われる様子は壮観だ.
モスクから見渡す風景
人がいない際にお邪魔した.階段の上から見た街の風景である.
城关清真寺
循化の街の中心にあるモスク
循化市内にあるチベット族自治区にも行ってきました!!
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